「転職する」を英語でなんて言う?ネイティブが使う自然な表現と例文集
キャリアの大きな一歩である「転職」。その決意を固め、あるいは、そのプロセスの真っ只中にいるあなたが、友人や同僚、あるいは面接の場で、「転職する」という意思や事実を英語で伝えたいと思ったとき、どんな言葉を使いますか?
「I will job-change.」?
実は、これではネイティブスピーカーには少し不自然に聞こえてしまいます。
日本語の「転職する」という便利な言葉も、英語では、その状況やタイミング(これからするのか、今しているのか、それとも、もうしたのか)によって、いくつかの自然な表現を使い分けるのが一般的です。
この記事では、あなたの状況に合わせて、的確に、そしてスマートに「転職する」という意思や事実を伝えるための、様々な英語表現を、具体的な例文と共に分かりやすく解説していきます。
これが基本!「転職する」を表す3つのコアフレーズ
まず、最も中心となる3つの動詞フレーズを覚えましょう。
① to change jobs
これが、日本語の「転職する」に最も近い、最も一般的で万能な表現です。同じ職種で会社を移る場合も、違う職種に移る場合も、幅広く使うことができます。
I’m planning **to change jobs** next year.
(来年、転職する予定です。)
It’s common for young people **to change jobs** every few years.
(若い人たちが数年ごとに転職するのは、よくあることです。)
② to move to a new company
「新しい会社へ移る」という、文字通りの意味です。change jobs
と同じように使えますが、「移籍する」というような、少し柔らかいニュアンスが出ます。
She is going **to move to a new company** in April.
(彼女は4月に新しい会社に移ります。)
I decided **to move to** a competitor for a better salary.
(より良い給与を求めて、競合他社に移ることにしました。)
③ to start a new role / position
「新しい役割・役職を始める」という、非常にポジティブで、未来志向の表現です。すでに次の仕事が決まっている場合に、その新しいスタートを強調したい時にぴったりです。
I’m excited **to start a new role** as a project manager.
(プロジェクトマネージャーとして、新しい役割を始めることに、とてもワクワクしています。)
He will **take a new position** at their overseas branch.
(彼は、海外支社で新しい役職に就きます。)
【タイミング別】「転職する」気持ちを伝える英語表現
あなたの「転職」が、どの段階にあるかによって、使うべき時制や表現が変わってきます。
① これから転職活動を「する」時(未来・計画)
まだ具体的な行動は起こしていないけれど、転職を考えている、という意思を伝える場面です。
I'm **thinking about changing** jobs.
(転職しようと考えています。)I'm **planning to start** looking for a new job soon.
(近いうちに、新しい仕事を探し始める予定です。)I've decided **to make a career move**.
(キャリアチェンジすることに決めました。)
② 新しい仕事が「決まった」時(報告)
転職活動が終わり、次の職場が決まったことを報告する場面です。
I **got a new job**!
(新しい仕事が決まったよ!)I've **accepted a position** at ABC Corporation.
(ABC社のポジションを受け入れました。)I **will be moving to** a new company next month.
(来月、新しい会社に移ります。)
③ 過去に「した」ことを話す時(経歴説明)
面接などで、これまでのキャリアについて説明する場面です。
I **changed jobs** in 2023 to gain more experience.
(2023年に、より多くの経験を積むため転職しました。)I **moved from** ABC Corp **to** XYZ Inc. to specialize in marketing.
(マーケティングの専門性を高めるため、ABC社からXYZ社へ移りました。)
【会話例】友人や同僚に「転職する」と伝える
実際の会話では、どのように使われるのでしょうか。
A: Hey, you look happy today. What’s up?
(やあ、今日はずいぶん嬉しそうだね。何かあった?)
B: Well, I have some good news. I’m **changing jobs**! I’m **starting a new role** at a tech company next month.
(うん、ちょっと良いニュースがあって。私、転職するんだ!来月から、IT企業で新しい仕事を始めるの。)
A: Wow, congratulations! That’s great news.
(わあ、おめでとう!それは素晴らしいニュースだね。)
理由も一緒に伝えよう。「なぜ転職するのか」を添える一言
転職の報告をする際には、その理由をポジティブな言葉で一言添えると、よりあなたの決断が伝わります。
...for **better opportunities**.
(…より良い機会を求めて。)...to **advance my career**.
(…キャリアアップのためです。)...for **a higher salary**.
(…より高い給与のためです。)...to **improve my work-life balance**.
(…ワークライフバランスを改善するためです。)
時制とニュアンスを使い分けて、スマートに伝えよう
「転職する」という、たった一つの行動にも、英語には、その状況やあなたの気持ちを表す、たくさんの表現があります。
大切なのは、これらのフレーズのニュアンスの違いを理解し、その場に最もふさわしい言葉を選ぶことです。
この記事でご紹介した表現を参考に、あなたの新しいキャリアへの一歩を、自信を持って、そしてスマートに、英語で伝えてみてください。
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