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未経験からSaaS業界へ転職!仕事内容から成功の秘訣まで徹底ガイド

岩下隼人
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「SaaS」という言葉を、ニュースやビジネスシーンで耳にする機会が急激に増えていませんか?Slack、Salesforce、Gmail、Netflix…実は私たちの身の回りには、すでに多くのSaaS(サース)があふれています。

今、最も成長している市場の一つであるSaaS業界。「でも、IT業界だし、専門知識がないと無理だろう…」と、未経験から挑戦することをためらっている方も多いかもしれません。

結論からお伝えします。SaaS業界は、未経験者を積極的に採用しており、あなたがこれまでのキャリアで培ってきた経験を、新しい形で活かせるチャンスに満ちあふれたフィールドです。

この記事では、未経験からSaaS業界への転職を成功させるための、仕事のリアルから、具体的な職種、そして成功への秘訣まで、その全てを徹底的に解説します。

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そもそもSaaSとは?知っておきたいビジネスの仕組みと魅力

SaaSとは、「Software as a Service」の略で、直訳すると「サービスとしてのソフトウェア」という意味です。

かつて、ソフトウェアはCD-ROMなどで購入し、自分のパソコンにインストールして使うのが当たり前でした(これを「買い切り型」と言います)。

一方、SaaSは、ソフトウェアをインストールするのではなく、インターネット経由で、必要な期間だけサービスとして利用するモデルです。多くの場合、料金は月額や年額で支払う「サブスクリプション(サブスク)」形式を取ります。

この「売って終わり」ではないビジネスモデルが、SaaS業界の最大の特徴です。企業は、お客様にサービスを**「継続的に利用し続けてもらう」ことで利益を上げます。そのため、何よりも「顧客との長期的な関係構築」と、顧客がサービスを最大限に活用してビジネスを成功させる「カスタマーサクセス」**という考え方が、業界全体の文化として根付いています。

なぜSaaS業界は未経験者を歓迎するのか?3つの理由

専門的なIT業界のイメージとは裏腹に、SaaS業界が未経験者を歓迎するのには、明確な理由があります。

1. 業界の急成長と深刻な人材不足

SaaS市場は世界的に急拡大しており、その成長スピードに人材の供給が全く追いついていません。そのため、多くの企業が経験の有無を問わず、ポテンシャルのある人材を広く求めています。

2.「The Model」という合理的な分業体制

多くのSaaS企業では、「The Model(ザ・モデル)」と呼ばれる、マーケティングから営業、顧客サポートまでを分業化・連携させる組織体制を採用しています。各ポジションで求められるスキルが明確なため、未経験者でも特定の役割からキャリアをスタートさせやすいのです。

3. 異業種の経験が「強み」になる

SaaSの仕事の本質は、顧客が抱えるビジネス課題を、自社のサービスを通じて解決することです。そのため、あなたが前職で培った特定の業界知識や、顧客とのコミュニケーション能力課題解決能力といったスキルが、大きな強みとして活かせるのです。

SaaS業界の代表的な職種|未経験から目指せる4つのポジション

「The Model」の分業体制に沿って、未経験者が特に挑戦しやすい代表的な職種をご紹介します。

1. インサイドセールス(内勤営業)

  • 仕事内容: Webサイトからの問い合わせや、イベントで獲得した見込み客(リード)に対して、電話やメール、Web会議ツールを使ってアプローチします。顧客の課題をヒアリングし、自社サービスへの興味関心を高め、より具体的な商談の機会を創出する役割です。
  • ポイント: 未経験者がSaaS業界で最初に挑戦するのに最も適した職種の一つです。高いコミュニケーション能力や、相手の話を深く聞く「傾聴力」が求められます。

2. フィールドセールス(外勤営業)

  • 仕事内容: インサイドセールスが設定した商談を引き継ぎ、顧客に直接訪問したり、Web会議を行ったりして、製品・サービスの具体的な提案を行い、契約を締結する役割です。
  • ポイント: 顧客の課題を深く理解し、的確な解決策を提示する、高度な提案力が求められます。異業種での営業経験がダイレクトに活かせます。

3. カスタマーサクセス

  • 仕事内容: 契約後の顧客に対して、サービスの導入支援や、より効果的な活用方法の提案、トレーニングなどを行い、顧客がビジネスで成功することを能動的にサポートします。顧客の成功が、サービスの継続利用(=自社の売上)に繋がるため、SaaSビジネスの「心臓部」とも言える非常に重要な役割です。
  • ポイント: 「売る」のではなく「支え、育てる」仕事です。高いホスピタリティや、課題解決能力、そして顧客に寄り添う姿勢が求められます。

4. マーケティング

  • 仕事内容: Web広告やSEO、SNS、イベント企画などを通じて、自社サービスを知ってもらい、質の高い見込み客を獲得する役割です。

SaaS業界で活躍するために。求められるスキルとマインドセット

  • 顧客志向: 常に「顧客の成功とは何か」を第一に考え、行動できること。
  • 論理的思考力: 顧客の抱える課題を構造的に理解し、解決策を筋道を立てて説明できる力。
  • 学習意欲と変化への対応力: IT業界のトレンドや新しいツール、競合の動向などを、常に自ら学び続ける姿勢。
  • チームワーク: 分業制の中で、他部署のメンバーと円滑に連携し、情報を共有しながら、会社全体の目標に向かう力。

未経験からのSaaS業界転職、具体的な活動ステップ

  • 情報収集: 興味のあるSaaS企業のサービスを、無料トライアルなどで実際に使ってみましょう。サービスの良し悪しや、どんな課題を解決するツールなのかを肌で感じることが、何よりの企業研究になります。
  • 求人の探し方: 大手転職サイトに加えて、GreenWantedlyといったIT/Web業界に強い転職サイトや、SaaS業界に特化した転職エージェントを活用するのが極めて有効です。
  • 志望動機・自己PR: 「なぜSaaS業界なのか」を、そのビジネスモデルの将来性や、顧客と長期的な関係を築ける点などと結びつけて語りましょう。そして、前職の経験が、目指す職種(インサイドセールスやカスタマーサクセスなど)でどのように活かせるのかを、具体的なエピソードを交えてアピールします。

SaaS業界のリアル、気になるQ&A

Q1. 30代・40代からでも未経験で転職できますか?

A1. はい、十分に可能です。特に、前職で培ったマネジメント経験や、特定の業界(金融、製造、医療など)への深い知見は、その業界向けのSaaSを扱う企業で大きな強みとなります。

Q2. 給与水準はどうですか?

A2. 業界全体として給与水準は比較的高く、成長中の企業では、会社の成長に貢献した社員に株式を付与する「ストックオプション制度」を導入していることもあります。また、各ポジションで成果に応じたインセンティブ制度が設けられている場合も多いです。

Q3. 働き方は?

A3. ITツールを駆使した合理的な働き方を推奨する企業が多く、フレックスタイム制やリモートワークが広く導入されているのが特徴です。

まとめ:未来の「当たり前」を創る、SaaS業界へようこそ

SaaS業界の仕事は、単にソフトウェアを売ることではありません。それは、顧客のビジネスを深く理解し、その成功のパートナーとして、長期的に伴走していく、非常にやりがいに満ちた仕事です。

強い成長意欲と、顧客の成功を心から願う気持ちさえあれば、未経験からでも、これからの社会の「当たり前」を創り出す、エキサイティングなキャリアを築くことは必ずできます。

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岩下隼人
岩下隼人
ロイヤル合同会社 代表
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。
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