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【例文付き】転職・退職の報告を英語でスマートに。社内・社外への「お知らせ」完全ガイド

岩下隼人
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転職が決まり、新しいキャリアへの期待に胸を膨らませる一方、現在の職場でお世話になった方々へ、どのようにその事実を伝えればよいか、少し頭を悩ませていませんか?

特に、上司や同僚、取引先に外国人の方がいるグローバルな環境では、「転職のお知らせ」を英語で、失礼なく、かつスマートに行うことが、あなたのプロフェッショナルとしての評価を左右する重要なステップとなります。

「立つ鳥跡を濁さず」──。

この記事では、あなたの新しい門出が、素晴らしい人間関係に支えられた最高のスタートとなるよう、社内・社外の様々な相手に向けた、英語での「転職・退職のお知らせ」メールの書き方や伝え方を、具体的な例文を交えて徹底的に解説します。

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お知らせの前に。押さえておきたい基本マナーと順番

感謝の気持ちを伝えるためのお知らせが、かえって混乱を招いたり、失礼にあたったりしないよう、まずは基本の作法と報告の順番を心に留めておきましょう。

  1. 報告はまず直属の上司からこれは、社会人として最も重要なマナーです。同僚や他部署の人に話が漏れる前に、まずは直属の上司に、口頭で直接、感謝と退職の意向を伝えましょう。
  2. 伝えるタイミングを考慮する上司への報告は、週明けの忙しい朝や、週末前の慌ただしい時間を避け、相手が比較的落ち着いて話を聞ける時間帯(例えば、平日の午後など)を選ぶのが思いやりです。社内への正式な公表は、上司と相談の上、最終出社日の2〜3週間前が一般的です。
  3. ポジティブな言葉で締めくくるたとえ退職の理由がネガティブなものであっても、お知らせの際には、これまでの感謝の気持ちや、会社の発展を願う言葉など、ポジティブな表現を心がけるのが、円満退職の秘訣です。

【社内向け】相手別・英語での転職報告メールと伝え方

上司への報告が済み、退職が正式に決まったら、お世話になった社内の人々へ挨拶をします。

① 上司への報告(退職願)

口頭で伝えた後、正式な書面として退職の意向を伝えるためのメールです。簡潔かつ丁寧に記述します。

【件名】 Resignation - [あなたの名前]

Dear [上司の名前],

Please accept this email as formal notification that I am resigning from my position as [あなたの役職名] at [現在の会社名]. My last day of employment will be [最終出社日].

Thank you so much for the opportunity to have worked here for the past [在籍年数] years. I have truly enjoyed my time here and I am grateful for all the guidance you have provided me.

I will do my best to ensure a smooth handover of my responsibilities before I leave.

Sincerely,

[あなたの名前]

② 同僚やチームメンバーへの報告メール

苦楽を共にした仲間へは、感謝の気持ちを込めて、少しパーソナルな温かさを加えると良いでしょう。

【件名】 Moving on / Some personal news

Hi team,

I’m writing to let you know that I’ll be leaving my position at [現在の会社名] on [最終出社日].

I want to thank you all for being such a great team. I’ve truly enjoyed working with you and I'll always cherish the memories we've made, especially on the [プロジェクト名など] project.

I wish you and the company all the best. Let's keep in touch!

My personal email is: [個人のメールアドレス]

Best regards,

[あなたの名前]

③ 最終出社日以降の自動返信メール

休暇中などに設定する自動返信メールは、退職の際にも有効です。あなたがもう在籍していないことと、後任の連絡先を明確に伝えます。

【件名】 Automatic Reply: [あなたの名前] (Away from office)

Thank you for your email.

I am no longer with [現在の会社名] as of [退職日].

For any urgent matters, please contact my successor, [後任者の名前] at [後任者のメールアドレス].

Thank you.

(日本語訳)

メールをいただき、ありがとうございます。

[退職日]をもちまして、[現在の会社名]を退職いたしました。

お急ぎの件につきましては、後任の[後任者の名前]([後任者のメールアドレス])までご連絡いただけますよう、お願い申し上げます。

ありがとうございました。

【社外向け】顧客・取引先への英語での退職挨拶メール

お世話になったお客様や取引先へは、後任者の紹介と、スムーズな引き継ぎを約束することが最も重要です。上司や後任者と相談の上、適切なタイミング(最終出社日の1〜2週間前が目安)に送りましょう。

【件名】 Notice of my resignation from [現在の会社名] - [あなたの名前]

Dear [お客様の名前],

I hope this email finds you well.

I am writing to inform you that I will be leaving [現在の会社名] on [最終出社日]. I would like to take this opportunity to thank you for your great support and partnership over the past [取引年数] years.

My successor will be [後任者の名前], who is an excellent colleague and has been fully briefed on your account. We will visit you together next week to introduce him/her properly.

I wish you and your company continued success.

Sincerely,

[あなたの名前]

【SNS編】LinkedInなどで転職を報告する際の英語投稿例

LinkedInなどのビジネスSNSで、プロフェッショナルな繋がりを持つ人々へ、感謝と新たな挑戦を報告する際の投稿例です。

After [在籍年数] wonderful years, today marks my last day at [現在の会社名]. I'm incredibly grateful for the opportunities I've had and for all the amazing people I've worked with. I'm excited to announce that I will be starting a new position as [新しい役職名] at [新しい会社名] next week. Looking forward to the next chapter!

「立つ鳥跡を濁さず」で、最高の門出を

転職のお知らせは、あなたの社会人としての誠実さやプロフェッショナリズムが表れる、最後の重要な仕事です。

これまでのキャリアでお世話になった方々への感謝を、適切な言葉で、適切なタイミングで伝えること。それが、あなたが築き上げてきた素晴らしい人間関係を、未来のあなたのキャリアを支える、かけがえのない財産へと変えてくれます。

この記事が、あなたの新しい門出を、最高の形で迎えるための一助となることを心から願っています。

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岩下隼人
岩下隼人
ロイヤル合同会社 代表
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。
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