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ゲーム業界の営業へ転職|仕事内容から未経験からの挑戦、キャリアパスまで解説

岩下隼人
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「子どもの頃から夢中になった、あのゲームの世界。今度は、ビジネスの力でその魅力を世の中に広めてみたい」

そんな熱い想いを胸に、エンターテインメントの最前線であるゲーム業界への転職を考えている方は、少なくないでしょう。

ゲーム業界の営業は、単に完成したゲームソフトを店舗に並べるだけではありません。面白いコラボレーションを企画したり、キャラクターの新たな可能性を引き出したりと、エンターテインメントをゼロから創り出し、世に広めていくダイナミックな仕事です。

この記事は、そんなゲーム業界の営業という仕事に、キャリアの可能性を見出しているあなたのためのガイドブックです。

「未経験からゲーム業界の営業に挑戦したい方」

「ゲーム業界での営業経験を活かして、次のキャリアを考えている方」

そのどちらにとっても、自身のキャリアプランを具体化し、成功への一歩を踏み出すためのヒントがここにあります。


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【パート1】ゲーム業界の営業に挑戦したい方へ

まず、ゲーム業界というエキサイティングなフィールドへ、営業職として飛び込みたいと考えているあなたへ。その仕事内容の多様性と、求められるスキルについて詳しく見ていきましょう。

ゲーム業界の「営業」とは?多様な仕事内容を知ろう

「ゲーム業界の営業」と一言で言っても、その業務内容は多岐にわたります。あなたの興味やスキルは、どの分野で最も輝くでしょうか。

① パッケージ・ダウンロード販売営業(to Retail/Platformer)

家庭用ゲーム機(コンシューマーゲーム)のソフトを、世の中に届ける役割です。

  • 仕事内容: 自社が開発・販売するゲームソフトを、家電量販店やゲーム専門店などの小売店、あるいはPlayStation™Storeやニンテンドーeショップといったプラットフォームを運営する企業に提案します。
  • 役割: ただ商品を卸すだけでなく、販売計画の立案、発売日に向けた店頭での大規模な販促プロモーションの企画・実行など、マーケティングの視点も強く求められます。

② アライアンス・タイアップ営業(to Business)

主にスマートフォンゲームなどで、ゲームをさらに盛り上げるための協業を企画・実現する仕事です。

  • 仕事内容: 他社の人気IP(アニメ、漫画、キャラクターなど)とのコラボレーション企画や、異業種の企業(食品、飲料、アパレルなど)とのタイアップキャンペーンなどを提案し、交渉します。
  • 役割: 斬新なアイデアを生み出す「企画力」と、複雑な条件をまとめ上げる「交渉力」が鍵となります。

③ ライセンス営業

自社が持つゲームのIP(知的財産)の価値を、ゲームの外でも最大化する仕事です。

  • 仕事内容: 自社のゲームに登場するキャラクター、音楽、世界観などを活用したいと考える企業に対し、グッズ化、アニメ化、イベント開催などのライセンス(使用権)を許諾します。
  • 役割: IPのブランドイメージを守りながら、ビジネスとしての成功を導く、プロデューサー的な視点が求められます。

④ eスポーツ関連営業

近年、急速に市場が拡大しているeスポーツ分野を、ビジネスとして成長させる役割です。

  • 仕事内容: 自社が関わるeスポーツ大会のスポンサーを企業から獲得したり、テレビ局や配信プラットフォームに放映権を販売したりします。
  • 役割: 新しいエンターテインメントカルチャーの熱狂を、ビジネスの力でさらに大きくしていく、開拓者精神が求められます。

ゲーム業界の営業に求められるスキルと人物像

この刺激的な業界で活躍するためには、どのようなスキルや資質が必要なのでしょうか。

  • 「ゲームが好き」は大前提、しかしそれだけでは足りないゲームへの熱意は、この仕事の原動力です。しかし、趣味として楽しむだけでなく、市場のトレンドやユーザーの動向を客観的に分析し、「なぜこのゲームは売れたのか」「次に何が求められるのか」を考えられる冷静なビジネス視点が不可欠です。
  • 企画力とプレゼンテーション能力「こんなコラボをしたら絶対に面白い」「こんな売り方をすれば、もっと多くの人に届くはずだ」といったアイデアを自ら生み出し、社内外の関係者を巻き込み、納得させるプレゼンテーション能力が重要です。
  • 関係各所をまとめる調整力・交渉力ゲームのビジネスは、社内の開発チーム、デザイナー、マーケティング部門、そして社外のパートナー企業やメディアなど、非常に多くの人々が関わって成り立っています。それぞれの立場を理解し、プロジェクトを円滑に進めるための調整力は必須のスキルです。

未経験からゲーム業界の営業への転職を成功させるには

「ゲーム業界での実務経験がないと、転職は難しいのでは?」と不安に思う必要はありません。異業種での経験が、大きな強みになることもあります。

  • 活かせる異業種での経験とは?
    • 法人営業の経験: 顧客との関係構築力や、課題解決型の提案スキルは、どんな商材を扱う営業でも通用します。
    • 広告代理店やマーケティングの経験: 販促プロモーションやタイアップキャンペーンの企画・実行において、即戦力として期待されます。
    • エンタメ業界(他分野)の経験: アニメや音楽、出版など、他のエンターテインメント業界での経験は、IPビジネスへの深い理解という点で大きなアドバンテージになります。
  • 面接で「ゲーム愛」を「志望動機」に昇華させる面接で大切なのは、単なるファンとしての想いを語るだけでなく、それをビジネス視点に繋げることです。「〇〇というゲームが大好きです」で終わらせず、「〇〇というゲームの△△という点が、多くのユーザーに支持されている理由だと分析しています。その魅力を、私の□□というスキルを活かして、まだこのゲームを知らない層に届け、事業の成長に貢献したいです」というように、自分の言葉でロジカルに語りましょう。

【パート2】ゲーム業界の営業経験を活かして、次のキャリアへ進む方へ

次に、ゲーム業界の営業としてキャリアを積んできたあなたが、その貴重な経験を武器に、次のステージへ羽ばたくためのヒントです。

ゲーム業界の営業経験は、市場価値の高いスキルセット

あなたが培ってきた経験は、他の業界からも高く評価されます。

  • 活かせるスキル①:IPビジネスへの深い理解キャラクターやストーリーといった無形の資産を、どうビジネスに繋げ、収益化していくか。このIPビジネスのノウハウは、アニメ、映画、出版など、あらゆるエンターテインメント業界で求められる非常に価値の高いスキルです。
  • 活かせるスキル②:デジタルマーケティングへの知見特にスマートフォンゲームの営業やプロモーションに携わった経験は、Web広告やSNS、インフルエンサーマーケティングといった最新のデジタルマーケティング手法に精通している証です。このスキルは、成長著しいIT・Web業界で即戦力として高く評価されます。
  • 活かせるスキル③:スピード感への対応力と企画実行力トレンドの移り変わりが激しく、ユーザーの反応を見ながら迅速に次の施策を打つことが求められるゲーム業界。この環境で培われたスピード感と、ゼロから企画を生み出し、やりきる力は、多くの成長企業にとって魅力的です。

次のステージはどこ?ゲーム営業からのキャリアパス

  • IT・Web業界の営業・マーケティング職: SaaS企業、Web広告代理店、アプリ開発会社などで、デジタル領域の知見を活かせます。
  • 他のエンターテインメント業界: アニメ、映画、音楽、玩具メーカーなど。IPビジネスという共通項を軸に、活躍の場を広げることができます。
  • 事業会社のマーケティング・企画職: 業界を問わず、一般の消費財メーカーやサービス業などで、ユーザーを熱狂させるファン作りのノウハウを活かし、ブランドの成長を担うことができます。

「好き」を仕事にした経験を、未来のキャリアの力に

「ゲーム業界の営業に挑戦する」道も、「ゲーム業界での経験を活かして新たな世界へ挑戦する」道も、その根底には「エンターテインメントを通じて、人々を笑顔にしたい、心を動かしたい」という熱い想いがあるはずです。

「好き」を仕事にしてきた、あるいはこれから仕事にしようとするあなたの情熱は、これからのキャリアを照らす、何よりの力になります。この記事が、あなたにとって最適なキャリアを見つけるための一助となることを、心から願っています。

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岩下隼人
岩下隼人
ロイヤル合同会社 代表
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。
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