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【例文あり】未経験から「ものづくり」へ!面接官に響く志望動機の作り方

岩下隼人
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「自分の手で、何かをカタチにする仕事がしたい」

その純粋な想いを胸に、未経験から「ものづくり」の世界へ飛び込もうとするとき、多くの人が一つの大きな壁にぶつかります。それが、面接での「志望動機」です。

「『ものづくりが好き』という気持ちだけでは、熱意は伝わらないのでは…」

「未経験の自分に、一体何を語れるというのだろう…」

そんな不安から、伝えたい想いはあるのに、言葉にできず悩んでいませんか?

結論からお伝えします。

未経験者の志望動機は、単なる「想い」のアピールではありません。「なぜ、ものづくりなのか」という必然性と、「自分の経験をどう活かせるか」という貢献意欲を、一貫したストーリーで語ることが成功の鍵です。

この記事では、ありがちな失敗例から、面接官の心を動かす志望動機の組み立て方、そして具体的な例文まで、あなたの転職活動を成功に導くための全てを解説します。

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なぜ面接官は「ものづくり未経験者」の志望動機を重視するのか?

そもそも、なぜ面接官はこれほどまでに志望動機を重視するのでしょうか。それは、以下の3つのポイントを厳しく見極めるためです。

  1. 「覚悟」の確認ものづくりの現場は、時に地道で、正確性が求められ、体力のいる仕事も少なくありません。華やかなイメージだけでなく、その厳しさも理解した上で、腰を据えて長く働いてくれる「覚悟」があるかを見ています。
  2. 「ポテンシャル」の測定志望動機を語る際の論理的思考力や、自社の製品や技術についてどれだけ深く調べてきたかという情報収集力から、入社後の学習意欲や成長可能性、つまり「ポテンシャル」を判断しています。
  3. 「貢献意欲」の把握「一から教えてほしい」という受け身の姿勢ではなく、未経験なりに「自分のこれまでの経験を活かして、会社にどう貢献できるか」を考えているか。その主体的な姿勢を知りたいのです。

これはNG!評価を下げてしまう「残念な志望動機」3選

まずは、多くの人が陥りがちな失敗例から見ていきましょう。

NG例1:「好き」だけの消費者タイプ

「御社の〇〇という製品が昔から大好きで、私も作る側になりたいと思いました」

製品を好きでいてくれることは嬉しいですが、それはあくまで「ファン」の視点。ビジネスとして、どう会社に貢献できるかが全く伝わりません。

NG例2:「教えてください」の受け身タイプ

「未経験ですが、貴社で一から技術を学び、成長したいです」

企業は学校ではありません。成長意欲は大切ですが、貢献よりも自分のスキルアップが優先されていると見なされ、敬遠されてしまいます。

NG例3:「どこでも言える」一般論タイプ

「日本のものづくりを支えたいと思いました」「社会の役に立つ仕事がしたいです」

立派な考えですが、「では、なぜ他のメーカーではなくうちの会社なのですか?」という問いに答えることができません。

面接官に響く!志望動機を組み立てる「3つのステップ」

では、評価される志望動機はどう作れば良いのでしょうか。それは、**【Why】→【How】→【What】**という3つのステップで、一貫したストーリーを組み立てることです。

ステップ1:【Why】なぜ「ものづくり」なのか?(きっかけ・原体験)

志望動機に説得力を持たせる、最も重要な土台です。ポイントは、あなただけのオリジナルな経験と結びつけること。

  • (例)「前職の販売職でお客様の声を直接聞く中で、もっと根本から『お客様が本当に求めるモノ』を生み出すプロセスに関わりたいと強く感じるようになりました」

ステップ2:【How】どう貢献できるのか?(経験とスキルの接続)

ここが未経験者の腕の見せ所です。これまでの仕事で培った「ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)」を、ものづくりの仕事にどう活かせるかを具体的に提示します。

  • (例)「前職の事務職で培った、ミスなく正確にデータを処理する能力や、先を見越した段取り力は、貴社の品質管理部門において、製品の品質を保証し、生産性を高める上で必ず活かせると考えています」

ステップ3:【What】この会社で、何を成し遂げたいか?(貢献と将来のビジョン)

企業研究の深さを示し、入社後の具体的な貢献イメージを語ります。

  • (例)「特に貴社の〇〇という製品は、△△という独自の製法で作られていると伺いました。まずは製造の基礎を徹底的に学び、将来的には、私の〇〇という強みを活かして、その生産ラインの改善提案にも挑戦し、貴社の事業成長に貢献したいです」

【職種別】未経験から「ものづくり」転職!志望動機の例文集

  • (例文)販売職 → 食品メーカーの品質管理「【Why】前職のスーパーで、お客様が食品の産地や成分表示を熱心に確認される姿を日々見ており、食の『安全・安心』を支える仕事の重要性を痛感しました。作る側として、その信頼を保証する品質管理の仕事に強い魅力を感じています。【How】販売職で培った、細かな商品チェックを怠らない注意力と、衛生管理への高い意識は、貴社の徹底した品質管理体制において必ず活かせると確信しております。【What】まずは製品の規格や検査方法を一日も早く習得し、将来的にはHACCPなどの知識も深め、貴社のブランド価値を品質面から支える人材になりたいです」

志望動機作りで悩んだら…転職エージェントという「プロの脚本家」

「フレームワークは分かったけど、自分の経験をどうストーリーにすればいいか分からない…」

そんな時は、一人で抱え込まずに転職エージェントを頼るのが成功への近道です。

  1. あなたの経験から「物語の種」を発掘してくれますキャリアアドバイザーとの対話の中で、自分では当たり前だと思っていた経験が、実は志望動機を構成する魅力的なストーリーの種になることを、プロの視点から見つけ出してくれます。
  2. 企業に「響く言葉」を教えてくれます応募先企業がどんな人材を求めているのか、どんな言葉でアピールすれば熱意が伝わるのか、といった「脚本術」を熟知しています。
  3. 説得力のある「ストーリー」を一緒に完成させてくれます発掘した「物語の種」を、「Why・How・What」のフレームワークに沿って、論理的で一貫性のある、魅力的なストーリーに仕上げる手伝いをしてくれます。
  4. 模擬面接で「最高のプレゼン」を練習できます完成した志望動機を、自信を持って、かつ熱意が伝わるように話すための実践的なトレーニング(リハーサル)ができます。

まとめ:最高の志望動機は、あなたの「ものづくりへの想い」の証明

未経験から「ものづくり」の世界へ転職する上で、志望動機は、あなたの覚悟とポテンシャルを示すための、あなた自身が描く「設計図」です。

最も大切なのは、借り物の言葉ではなく、あなた自身の経験に基づいた、正直で熱意のこもったストーリーを語ること。その物語を最高の形で描き上げ、自信を持って伝えるために、プロの脚本家・演出家ともいえる転職エージェントを頼ることが、あなたの転職を成功に導く、最も確実な一歩となるはずです。

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岩下隼人
岩下隼人
ロイヤル合同会社 代表
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。
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