転職で企業からの連絡が来ない…いつまで待つべき？不安な時の対処法
岩下隼人
ロイヤル合同会社
【例文付き】「英語を使いたい」を転職理由に。面接で好印象な伝え方と、志望動機の作り方
岩下隼人
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「せっかく身につけた英語力、もっと仕事で活かしたい」
「グローバルな環境で、自分の可能性を試してみたい」
そんな強い想いを胸に、「英語を使いたい」ことを一番の理由として、転職活動を考えているあなたへ。
その気持ちは、これからのグローバル社会において、非常に価値のある、そして力強い転職動機です。
しかし、その想いを、面接の場で、ただストレートに伝えるだけでは不十分かもしれません。「なぜ、英語を使いたいのですか？」「それが、当社にどう貢献できるのですか？」という、採用担当者の疑問に、あなたは答えられますか？
この記事では、あなたの「英語を使いたい」という純粋な想いを、採用担当者の心を動かす、説得力のある「戦略的な志望動機」へと昇華させるための、具体的な考え方と伝え方の技術を、分かりやすく解説していきます。
Contents
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「英語を使いたい」は、立派な転職理由になる
まず、自信を持ってください。「英語を使いたい」という動機は、多くの企業、特にグローバルに事業を展開する企業にとって、非常に歓迎される、前向きな転職理由です。
企業が「英語を使いたい」人材を歓迎する理由
- 高い学習意欲と向上心の証明: 英語というスキルを、時間と労力をかけて身につけた、あるいは、これから身につけようとしている、その前向きな姿勢を高く評価します。
- グローバルな視点の現れ: 活躍の場を日本国内に限定せず、より広い世界に目を向けている、視野の広い人材であると認識されます。
- 新しい挑戦への前向きな姿勢: 未知の環境や、異なる文化を持つ人々とのコミュニケーションに、臆することなく飛び込んでいける、チャレンジ精神旺盛な人材であると期待されます。
「好き」から「武器」へ。志望動機をレベルアップさせる3つの視点
あなたの転職理由を、単なる「個人の希望」から、企業にとって魅力的な「貢献の約束」へと、レベルアップさせましょう。そのための3つの視点をご紹介します。
①「なぜ」英語を使いたいのか？目的を具体化する
「英語を使いたい」という気持ちを、もう少し深く掘り下げてみましょう。あなたは、英語を使って「何を」したいのでしょうか？
- 海外の最新情報を、誰よりも早く収集し、仕事に活かしたい。
- 国籍の異なるメンバーと、グローバルなチームで円滑に協業したい。
- 海外の顧客に、日本の優れた製品やサービスの価値を、直接届けたい。
このように、英語を使う「目的」を具体化することで、あなたの志望動機には、一気にビジネスとしてのリアリティが生まれます。
②「英語力×専門スキル」の掛け算で、貢献価値を示す
あなたの市場価値を最大化するのは、**「あなたの専門スキル（営業、マーケティング、ITなど） × 英語力」**という、強力な掛け算です。「英語ができる」だけでなく、「英語を使って、自分の専門分野で、どんなユニークな価値を提供できるのか」をアピールしましょう。
（例）
「マーケティングの専門知識 に加えて、私の英語力を活かすことで、海外市場の最新トレンドを分析し、それを基にした、よりグローバルな視点での戦略立案が可能です。」
③「なぜ、その会社で」英語を使いたいのか？
これが、志望動機を完成させるための、最後の重要なピースです。あなたの「英語を使いたい」という想いと、応募先企業が持つ、具体的な事業や環境とを、しっかりと結びつけましょう。
（例）
「貴社が、今後、東南アジア市場への展開を加速させると伺いました。私の持つ、〇〇というスキルと英語力を活かし、その最前線で貢献したいと考えております。」
【面接の例文】「英語を使いたい」を、最強の自己PRに変える伝え方
これは避けたいNG回答例
- 「英語が好きなので、使いたいです」 → 趣味のレベルに聞こえてしまい、ビジネスへの貢献意欲が伝わりません。
- 「今の会社では英語を使う機会がないので、転職したいです」 → 不満が動機だと、「うちの会社でも、機会が少なければ辞めるのでは？」と思われてしまいます。
- 「海外出張に行きたいからです」 → 会社の事業への貢献よりも、個人の願望が優先されている印象を与えます。
経験者・未経験者別のOK回答例
上記の3つの視点を盛り込み、あなただけのストーリーとして語りましょう。
＜回答例（ビジネス経験者の場合）＞
「私が転職を希望する理由は、自身の英語力を、より直接的に事業の成長に活かしたいと、強く考えるようになったからです。
前職の営業として、海外の潜在顧客にアプローチする機会がございました。その際、簡単な日常会話はできても、製品の持つ、より深い技術的な価値や、競合との差別化ポイントを、自信を持って伝えきれないことにもどかしさを感じました。
この経験から、ビジネス英語の学習に本格的に取り組み、今では、海外の顧客とも、専門的な内容について、対等に議論できるレベルになりました。
今後は、この英語力と、これまで培ってきた営業経験を掛け合わせ、貴社のような、海外に強い販路を持つ企業で、グローバルな売上拡大に直接貢献したいと考えております。」
「英語を使いたい」という想いを、キャリアを切り拓く力に
「英語を使いたい」というあなたの純粋な想いは、これからのあなたのキャリアを、より豊かで、可能性に満ちたものへと変える、何よりの原動力です。
大切なのは、その想いを、あなただけの経験と結びつけ、「だから、私は、この会社で、こう貢献できるのです」という、説得力のある、未来への約束として語ること。
それができれば、あなたのその想いは、採用担当者の心を動かし、グローバルなキャリアへの扉を開く、最強の「鍵」となるでしょう。
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ABOUT ME
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。