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「転職」は英語でなんて言う?ニュアンスで使い分ける名詞と関連用語集

岩下隼人
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「転職を考えています」と英語で伝えたい時、あるいは海外の求人情報サイトを見ている時、「転職」という言葉をどう表現すればいいか、迷ったことはありませんか?

日本語では「転職」という一言で済む場合でも、英語ではその状況やニュアンスによって、いくつかの異なる名詞が使われます。これらの言葉を正しく理解し、使い分けることは、あなたの意図を正確に伝え、グローバルな転職活動をスムーズに進めるための第一歩です。

この記事では、「転職」を意味する英語の名詞の正しい使い分けから、転職活動のあらゆる場面で必須となる関連用語まで、例文を交えて網羅的に解説していきます。

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「転職」を表す3つの基本名詞とそのニュアンス

まずは、「転職」そのものを指す、代表的な3つの名詞の違いを理解しましょう。

① “a job change” (仕事の変更)

これが最も一般的で、ニュートラルな表現です。「仕事を変えること」そのものを指し、同じ業界や職種の中で会社を移る場合など、幅広い状況で使うことができます。

【例文】

  • I’m considering a job change for a better work-life balance. (より良いワークライフバランスのために、転職を考えています。)
  • This will be my first job change in five years. (私にとって、これが5年ぶりの転職となります。)

② “a career change” (キャリアの転換)

単に会社を変わるだけでなく、職種や業界そのものを変える、より大きなキャリアの転換を指す場合に用いられます。日本語の「キャリアチェンジ」とほぼ同じ意味で、人生の大きな節目となるような、重要な決断を表すニュアンスがあります。

【例文】

  • After ten years in sales, he made a career change to become a web developer. (営業として10年働いた後、彼はWebデベロッパーになるというキャリアチェンジをしました。)
  • Making a career change requires careful planning and preparation. (キャリアチェンジには、慎重な計画と準備が必要です。)

③ “job hopping” (職を転々とすること)

これは少し注意が必要な言葉です。短期間のうちに、次から次へと仕事を変えることを指し、文脈によっては「腰が据わらない」「長続きしない」といった、ややネガティブなニュアンスで捉えられることがあります。自分自身の経歴を説明する際には、積極的に使うのは避けた方が無難でしょう。

【例文】

  • Some recruiters may view frequent job hopping on a résumé negatively. (採用担当者によっては、履歴書にある頻繁な転職をネガティブに見ることがあります。)

転職活動のフェーズ別!必須の英語名詞リスト

「転職」という言葉だけでなく、活動の各フェーズで使われる重要な名詞も覚えておくと、海外の求人サイトの読解や、採用担当者とのメールのやり取りが格段にスムーズになります。

準備・応募フェーズ

  • 履歴書/職務経歴書: Résumé (レジュメ) / CV (Curriculum Vitae)
  • 求人: Job opening / Job posting / Job vacancy
  • 応募者: Applicant / Candidate
  • 志望動機: Motivation / Reason for applying
  • カバーレター: Cover letter
  • 推薦状: Reference / Letter of recommendation

選考フェーズ

  • 書類選考: Document screening / Résumé screening
  • 面接: Interview
  • 面接官: Interviewer
  • 筆記試験: Written test / Written exam

内定・退職フェーズ

  • 内定: Job offer
  • 年収: Annual salary / Compensation
  • 福利厚生: Benefits
  • 退職: Resignation
  • 退職願: Resignation letter
  • 引き継ぎ: Handover / Transition

実際の会話で使ってみよう!「転職」名詞を使った例文

覚えた名詞を、実際のコミュニケーションの中でどのように使うか、具体的なシーンで見てみましょう。

【同僚との会話】

A: I heard Kenji is leaving the company at the end of this month.

(ケンジが今月末で会社を辞めるって聞いたよ。)

B: Yes, it’s a big career change for him. He’s moving to Canada to start his own business.

(うん、彼にとっては大きなキャリアチェンジだよ。カナダに移って、自分のビジネスを始めるんだ。)

【面接でのやり取り】

Interviewer: So, what is the main reason for this job change?

(それで、今回の転職の主な理由は何ですか?)

Candidate: I’m looking for a new opportunity where I can take on more responsibility and further develop my management skills.

(より大きな責任を担い、自身のマネジメントスキルをさらに伸ばせるような、新しい機会を探しております。)

【英文メールでの一文】

Thank you for contacting me regarding the job opening for the Marketing Manager position.

(マーケティングマネージャーの求人に関してご連絡いただき、誠にありがとうございます。)

まとめ

「転職」という一つの言葉も、英語ではその背景や規模によって、表現が豊かに変化します。

  • 単に会社を移るなら → “a job change”
  • 業界や職種も変える大きな転機なら → “a career change”

この基本的なニュアンスの違いを意識するだけで、あなたの英語表現はより正確で、プロフェッショナルなものになります。

また、今回ご紹介した関連名詞を覚えておくことで、英語での転職活動における情報収集やコミュニケーションが、より円滑に進むはずです。この記事が、あなたのグローバルなキャリアへの一助となれば幸いです。

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岩下隼人
ロイヤル合同会社 代表
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。
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