P&Gの営業へ転職｜仕事内容から年収、難関の選考対策までを徹底解説
岩下隼人
ロイヤル合同会社
「英語ができないけど外資系へ転職したい！」は可能？求人の実態と成功戦略
岩下隼人
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
高い年収、実力主義の合理的なカルチャー、そしてグローバルなキャリアパス。多くのビジネスパーソンにとって、魅力にあふれる「外資系企業」。
しかし、その輝かしいイメージを前に、「でも、自分は英語ができないから…」と、挑戦する前から、その大きな可能性に蓋をしてしまってはいませんか？
もし、あなたがそう感じているなら、どうか諦めないでください。
結論から言えば、英語力に自信がなくても、外資系企業へ転職できる可能性は、ゼロではありません。
この記事では、外資系転職における英語力のリアルな位置づけを解き明かし、英語力不問の求人の実態、そして、あなたの持つ専門スキルを武器に、憧れの外資系企業への扉を開くための、現実的で具体的な戦略を解説していきます。
Contents
スポンサーリンク
結論：「英語力不問」の外資系求人は実在する。ただし…
まず、希望の持てる事実として、「英語力不問」を掲げる外資系企業の求人は、数は少ないながらも確かに存在します。しかし、その背景と「ただし…」という条件を、冷静に理解しておくことが重要です。
なぜ多くの外資系で英語が必要なのか？
言うまでもなく、多くの外資系企業で英語が必要とされるのは、海外本社へのレポーティングや、上司・同僚に外国人がいる、社内システムや資料が英語である、といった理由からです。
「英語力不問」求人が存在する理由と、その特徴
では、なぜ「英語力不問」の求人が存在するのでしょうか。それは、以下のようなケースが考えられます。
- 顧客も、社内のやり取りも、100%日本国内で完結するポジション （例：国内の消費者のみを対象とする営業職や、店舗での販売職など）
- 日本での歴史が長く、組織が完全に「日本化」している企業 （例：社内のほとんどが日本人スタッフで、日常業務では日本語しか使わない環境）
- 特定の専門スキルが、語学力を上回るほどに求められているポジション （例：特殊な技術を持つエンジニアや、工場勤務の専門職など）
【知っておきたい現実】
ただし、重要なのは、たとえ入社時に英語力が問われなくても、管理職への昇進や、他部門への異動、より大きなプロジェクトへの参加といった、キャリアアップの段階では、必ずと言っていいほど一定レベルの英語力が求められるという事実です。
英語力に自信がなくても狙える、外資系の職種とは？
あなたの持つ「英語以外の専門スキル」を武器に、挑戦可能な職種の具体例を見ていきましょう。
① 顧客も社内も、日本語が中心のポジション
英語でのコミュニケーションが、業務上ほとんど発生しない仕事です。
- 国内向けの営業職: 顧客が日本の企業や消費者のみの場合、営業活動はすべて日本語で行われます。
- 店舗での販売職: 外資系のアパレルブランドや化粧品ブランドの店舗で、日本人のお客様を接客する仕事です。
- 工場勤務の生産管理・品質管理: 日本国内にある工場で、日本のスタッフと共に、日本の基準に基づいて働くポジションです。
② 専門スキルが語学力を上回るポジション
あなたの専門性が、英語力の不足を補って余りある、と判断される仕事です。
- 高い技術力を持つITエンジニア: 特定のプログラミング言語や、インフラ技術に精通している場合、企業は語学力以上の価値をあなたの技術に見出します。
- 研究開発職: 特定分野における、高度な研究開発の経験や実績を持つ人材。
③ 特定の業務に特化したバックオフィス
業務範囲が限定されており、英語でのコミュニケーションが不要な仕事です。
- 経理・人事の一部業務: 日本の法律や会計基準に準拠した、給与計算や社会保険手続きといった業務は、日本語での対応が基本となります。
「英語力不問」の外資系求人を見つけ、内定を勝ち取るための戦略
では、どうすれば、これらの貴重なチャンスを掴むことができるのでしょうか。
STEP1：英語以外の「専門性」という武器を明確にする
まず、「自分は英語ができない」という弱点から目を逸らし、**「自分は、何ができるプロフェッショナルなのか」**という、あなたの「本当の武器」を明確にしましょう。
- これまでのキャリアで上げた、具体的な営業実績
- 誰にも負けない、ITエンジニアとしての技術力
- 経理・人事としての、正確な実務能力
この「専門性」こそが、あなたの転職活動における、最も強力な交渉材料となります。
STEP2：「英語力不問」に強い転職エージェントに相談する
これが最も効果的で、効率的な方法です。転職エージェントの中には、**「英語力不問の外資系求人」や、「入社後の語学習得をサポートしてくれる企業」**の情報を、専門的に扱っているコンサルタントがいます。
彼らに相談する際は、あなたの英語レベルを正直に伝えた上で、それを上回る専門スキルと、今後の学習意欲をアピールすることが重要です。そうすることで、コンサルタントはあなたに最適な、現実的な求人を紹介してくれます。
STEP3：面接では「学習意欲」を最大限にアピールする
面接では、英語力について、決して嘘をついたり、ごまかしたりしてはいけません。今のレベルを正直に認めた上で、それを補って余りある、高い学習意欲を示すことが、何よりも重要です。
＜アピール例＞
「私の現在の英語力は、まだ日常会話レベルであり、ビジネスで使いこなすには至っておりません。しかし、貴社のようなグローバルな環境で長期的に貢献していくためには、英語力が不可欠であると認識しております。そのため、現在、週に3回のオンライン英会話レッスンを受けるなど、ビジネスレベルへの向上を目指して、具体的な学習を継続しております。一日も早く、語学面でもチームに貢献できるよう、努力を惜しまない所存です。」
この前向きで誠実な姿勢が、あなたのポテンシャルを企業に感じさせ、信頼を勝ち取る鍵となります。
「今」の英語力で諦めない。外資系への扉は、あなたの専門性から開かれる
外資系企業への転職は、英語が流暢な人だけの特権ではありません。
まずは、あなたの持つ専門スキルという「鍵」を使って、最初の扉を開けること。そして、入社後も学び続けるという強い意志を持つこと。それができれば、あなたのキャリアは、間違いなくグローバルな舞台へと繋がっていきます。
この記事を参考に、自信を持って、憧れへの第一歩を踏み出してください。
スポンサーリンク
ABOUT ME
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。