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転職の履歴書、学歴はいつから書く?「大学から」で良い?正しい書き方とルールを解説

岩下隼人
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「転職活動のために、久しぶりに履歴書を書き始めた。さて、学歴の欄…これって、一体どこから書くのが正解だっけ?」

普段、頻繁に書くものではないからこそ、いざという時に迷ってしまうのが、履歴書の学歴欄の書き方です。特に、「大学から書けばいいのか、それとも高校から?」という点は、多くの方が悩むポイントではないでしょうか。

たかが学歴欄、されど学歴欄。正しい書き方は、あなたの社会人としての常識と、丁寧な人柄を示すための第一歩です。

この記事では、意外と知らない、転職における履歴書の学歴欄の正しい書き方のルールと、ケース別の対応方法、そして採用担当者が見ているポイントまでを、網羅的に解説していきます。

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【結論】転職の履歴書、学歴は「高校卒業」から書くのが一般的

早速、多くの方が悩む「学歴はいつから書くのか」という疑問にお答えします。

転職活動で提出する履歴書では、最終学歴の一つ前から、つまり「高等学校卒業」から書き始めるのが、最も一般的で、丁寧なマナーとされています。

なぜ「高校卒業」からなのか?

  • 義務教育は記載不要: 小学校・中学校は義務教育課程であり、基本的に全ての人が修了しているため、履歴書に記載する必要はありません。
  • 最終学歴との連続性: 最終学歴が大学卒業の場合、「高校卒業」と「大学入学」の年月が繋がることで、経歴に空白期間がないことを、採用担当者が一目でスムーズに理解できます。

「大学から」だけではダメなのか?

最終学歴である大学の入学・卒業だけを記載しても、一概に間違いというわけではありません。しかし、採用担当者によっては「少し情報が足りないな」と感じたり、場合によっては「常識を知らないのかな?」という、わずかなマイナスイメージを持たれてしまったりする可能性もゼロではありません。

特別な理由がない限りは、**「最終学歴の一つ前から」**と覚えておけば、どんな場合でも失礼にあたることはなく、安心です。

【見本付き】これが正解!学歴欄の具体的な書き方

基本的なルールを押さえながら、具体的な書き方を見ていきましょう。

基本のルール

  • 学校名は必ず正式名称で: 「〇〇高校」といった略称ではなく、「学校法人〇〇高等学校」「〇〇県立〇〇高等学校」のように、省略せずに正確に記載します。
  • 学部・学科・専攻名も正確に: 大学や専門学校の場合、学部・学科、さらに専攻やコース名まで、卒業証書などを確認し、正式名称で記述しましょう。
  • 「入学」「卒業」を明記: それぞれの行に、年月と共に「入学」「卒業」と忘れずに記載します。
  • 年号は統一する: 履歴書全体で、和暦(令和、平成など)か西暦(2025年など)かを、必ず統一します。

書き方の見本(西暦の場合)

学歴・職歴
学歴
20153〇〇県立 〇〇高等学校 普通科 卒業
20154〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
20193〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業
職歴
20194株式会社〇〇 入社

【ケース別】こんな時どう書く?浪人・留年・中退の場合

少しイレギュラーな経歴の場合、どう書けばよいのでしょうか。ポイントは、嘘をつかず、事実を簡潔に記載することです。

① 浪人・留年した場合

浪人や留年をしたこと自体を、履歴書に「〇年浪人」や「〇年留年」と明記する必要は一切ありません。高校卒業と大学入学、あるいは大学入学と卒業の年月に、1年以上の間隔が空くことで、その事実は採用担当者に伝わります。

もし、面接でその理由を聞かれた際には、「第一志望の大学に挑戦するため、1年間準備期間を設けました」など、正直に、かつ前向きな姿勢で答えられるように準備しておきましょう。

② 大学を中退した場合

こちらも、事実を正直に記載することが重要です。

〇〇大学 〇〇学部 中途退学

と書きましょう。中退理由については、無理に学歴欄に書く必要はありませんが、「経済的な理由により中途退学」のように、簡潔に書き添えることも可能です。詳細については、職務経歴書や面接で、前向きな姿勢と共に説明するのが良いでしょう。

③ 大学院を卒業した場合

最終学歴は大学院(修士課程または博士課程)となりますので、その一つ前である大学卒業から書き始めます。

〇〇大学 経済学部 卒業

〇〇大学大学院 経済学研究科 修士課程 入学

〇〇大学大学院 経済学研究科 修士課程 修了

というように、順を追ってすべて記載しましょう。

なぜ企業は転職者の「学歴」を見るのか?

中途採用において、企業は学歴から何を読み取ろうとしているのでしょうか。

  • 基礎能力の参考指標として: 応募者が、一定の目標に向かって努力できる素養や、基礎的な思考能力を持っているか、という点を測るための一つの参考にしています。
  • 経歴の真実性の確認: 応募者が申告している経歴全体に、矛盾や虚偽がないかを確認する、基本的なチェック項目でもあります。

しかし、最も強調しておきたいのは、中途採用の主役は、あくまで「職務経歴」であるということです。採用担当者が本当に知りたいのは、あなたが「どこの大学を出たか」よりも、「これまで、どんな仕事で、どんな成果を出してきたのか」なのです。

まとめ

転職の履歴書における学歴は、「高校卒業から書く」のが、最も丁寧で、一般的で、そして安心なマナーです。

学校名は必ず正式名称で、年号は統一する。こうした基本的なルールを守ることで、あなたの誠実さや、丁寧な仕事ぶりをさりげなくアピールすることができます。

学歴は、あなたの価値を決める、ほんの一部に過ぎません。最も重要なのは、あなたが社会に出てから培ってきた、かけがえのない経験と実績です。自信を持って、職務経歴書や面接で、あなたの本当の価値を存分に伝えてください。

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岩下隼人
岩下隼人
ロイヤル合同会社 代表
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。
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