事務職転職の初日、好印象を与える服装とは？男女別おすすめコーデと注意点
岩下隼人
ロイヤル合同会社
エン転職で探す大学事務の仕事｜求人の実態と、転職を成功させるための完全ガイド
岩下隼人
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
「安定した環境で、社会貢献性の高い仕事に就きたい」
「未来を担う、若い世代の成長を支えるキャリアを歩みたい」
その想いを胸に、転職活動の第一歩として、日本最大級の転職サイト「エン転職」で、「大学事務」と検索してみた、という方は多いのではないでしょうか。
では、エン転職で、本当にあなたの理想に合った大学事務の仕事は見つかるのでしょうか？そして、一般企業とは少し違う、大学職員への転職を成功させるためには、エン転職をどのように活用すればよいのでしょうか。
この記事では、エン転職の効果的な活用法から、業界特有の採用プロセス、そしてあなたの転職を成功へと導くための秘訣までを網羅した、実践的なガイドをお届けします。
Contents
スポンサーリンク
エン転職に「大学事務」の求人はある？そのリアルな実態
まず、多くの方が気になる「エン転職で大学事務の求人が見つかるのか？」という疑問にお答えします。
求人の実態
**結論から言えば、はい、見つかります。**エン転職には、様々な私立大学や専門学校の事務職員の求人が掲載されることがあります。
ただし、その実態については、いくつかの特徴を知っておくことが重要です。
- 求人数とタイミング: 民間企業に比べて、大学職員の採用数は限られており、常時多数の求人が掲載されているわけではありません。欠員が出た際や、年度末・年度初めのタイミングで、不定期に募集がかかることが多いです。
- 職種: 広報・入試担当、キャリアセンターのカウンセラー、国際交流担当、総務・経理といった、民間企業でのスキルを活かしやすい、特定のミッションを持ったポジションの募集が多い傾向にあります。
- 雇用形態: 正社員の募集もありますが、契約社員や嘱託職員といった、任期が定められたポジションの求人も少なくありません。「正社員」にこだわりたい場合は、募集要項を注意深く確認する必要があります。
エン転職での効果的な探し方のコツ
- キーワード検索を工夫する: 「大学事務」という直接的な単語だけでなく、「学校法人」「大学 職員」「学生支援」「国際交流」「入試広報」など、関連する複数のキーワードで検索してみましょう。
- 「気になる」機能を活用する: 少しでも興味を持った求人は、積極的に「気になる」に登録しておきましょう。あなたの興味関心に近い、新たな求人が出た際に、情報を見逃しにくくなります。
- スカウトサービスに登録しておく: あなたの職務経歴書を充実させ、「教育業界への関心」や、活かせるスキル（語学力、PCスキル、広報経験など）を詳しく記載しておきましょう。それを見た大学の人事担当者から、直接スカウトが届く可能性があります。
なぜ「エン転職だけ」では不十分なのか？大学職員採用の特殊性
エン転職は有効なツールですが、大学職員への転職を本気で目指すなら、それだけでは不十分なケースが多いのも事実です。なぜなら、大学職員の採用には、民間企業とは異なる、大きく2つのルートが存在するからです。
① 国立大学法人の「統一採用試験」という大きなルート
宇都宮大学や横浜国立大学といった国立大学法人の事務職員は、原則として、**各地区ごとに行われる「国立大学法人等職員採用試験」**を通じて採用されます。これは、公務員試験に近い筆記試験が最初の関門となる、全く異なる採用プロセスです。このルートを目指す場合、エン転職で求人を探すのではなく、採用試験そのものの対策が必要となります。
② 大学公式サイトでの「直接募集」と「専門エージェント」
大学が、特定の高度な専門スキルを持つ人材（例：研究支援のプロ、法務の専門家など）を求める際、一般的な転職サイトには掲載せず、大学の公式サイトのみで、独自のキャリア採用（中途採用）を行うことが少なくありません。
また、Education Careerのような教育業界に特化した転職エージェントに、非公開で採用を依頼するケースも増えています。
【キャリアプラン別】おすすめの転職活動・併用戦略
では、どのようにこれらのチャネルを使い分ければよいのでしょうか。
- プランA：未経験から、まず大学職員を目指したいなら→ エン転職などで広く情報収集し、業界の雰囲気を掴みつつ、国立大学の統一採用試験の勉強を始めるのが王道です。民間スキルが活かせる私立大学の求人も、視野に入れて活動しましょう。
- プランB：特定のスキル（IT, 語学, 広報など）を活かしたいなら→ エン転職で関連キーワード検索を行いつつ、教育業界特化型のエージェントに登録。「〇〇のスキルを活かせる大学のポジション」という明確な軸で、専門的な求人を紹介してもらうのが最も効果的です。
- プランC：管理職や経営に近いポジションを目指すなら→ ハイクラス向けの転職エージェントに相談し、非公開求人を探しましょう。同時に、志望大学の公式サイトを常にチェックし、独自の幹部職員募集を見逃さないようにすることが重要です。
大学事務への転職、成功の鍵を握る「志望動機」
最後に、どのルートで応募するにせよ、選考で最も重要視される「志望動機」のポイントを押さえておきましょう。
- 「なぜ、民間企業ではなく、大学なのか？」に答える: 「安定」や「ワークライフバランス」といった個人的な理由ではなく、**「教育を通じて社会に貢献したい」「次世代の人材育成に携わりたい」**といった、公共性の高い動機を、あなた自身の言葉で語ることが不可欠です。
- 「なぜ、この大学なのか？」を具体的に語る: 応募先の大学の「建学の精神」や「教育理念」、そして大学が公表している「中期計画」などを深く読み込み、それに共感した理由と、あなたの経験をどう貢献できるかを、具体的に結びつけてアピールしましょう。エン転職に掲載されている、先輩入職者の「入社後のギャップ」や「やりがい」に関するレポートも、リアルな志望動機を考える上で、非常に参考になります。
まとめ
エン転職は、大学事務というキャリアの可能性を探るための、非常に便利で、身近な**「入口」**です。
しかし、憧れの大学への転職というゴールに確実にたどり着くためには、それだけに頼るのではなく、**「国立大学の統一採用試験」「専門エージェント」「大学公式サイト」**といった、複数のルートを理解し、あなたに合った方法を戦略的に使い分けることが、成功への何よりの近道となります。
あなたが民間企業で培ってきた経験は、未来の知を育む大学というフィールドで、必ずや大きな価値を発揮するはずです。この記事を参考に、最適な方法で、その挑戦への第一歩を踏み出してください。
スポンサーリンク
ABOUT ME
ロイヤル合同会社を設立して、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。