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積水化学工業 (4204)

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4204 積水化学工業 せきすいかがくこうぎょう [ 化学 ]
【URL】https://www.sekisui.co.jp/
【決算】3月
【設立】1947.3
【上場】1953.3
【特色】高機能樹脂、住宅、環境・ライフラインが3本柱。液晶・自動車分野に強み。医薬関連を育成中

積水化学工業株式会社(せきすいかがくこうぎょう)は、本店・本社を大阪府大阪市北区に置く、住宅、管工機材、住宅建材や建材用の化成品、高機能プラスチックなどを中心に製造する大手樹脂加工メーカーである。 近年ではESG経営に力を入れており、2022年には世界で最も持続可能な企業100社「Global100」に5年連続7回目の受賞を果たしている。

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会社概要

元々は大財閥日窒コンツェルン(現在のチッソ(事業会社としてはJNC)、旭化成、信越化学工業と出自を同じくする同根企業群)の一部門であったが、戦後の財閥解体に伴い、1947年3月3日に「積水産業」として創業される。1948年に積水化学工業株式会社に社名を変更すると、プラスチックを主力とした化学企業として目覚しい成長を遂げてゆく。

1950年にセロハンテープを開発。1952年には塩化ビニル製パイプの代表的ブランドとして知られる「エスロンパイプ」も開発し、さらに1957年には、同社の商標登録製品として知られる「ポリバケツ」の製造も開始すると、生活必需製品製造会社としての知名度を高めてゆく。

1970年にはユニット工法による住宅「セキスイハイム」を開発。1982年にはユニット工法とツーバイフォー工法を融合させて誕生した「セキスイツーユーホーム」を開発し、現在の同社の収益の根幹を支える事業に成長させた。

積水という社名は、中国最古の兵法書、「孫子」にある「勝者の戦は、積水を千仞の谿に決するがごときは、形なり」に由来している。社章は亀甲に「SSS」のロゴ(スリーエスマーク)である。

住宅、高機能プラスチックス、環境・ライフライン、メディカル事業の4カンパニー制である。各カンパニーにプレジデント職を置いている。

主力商品は戸建て住宅で、売上は日本国内4位(太陽光発電住宅で1位)。他には自動車用中間膜の世界シェア40%、塩化ビニル管2位などとなっている。海外への事業展開も積極的に進めている。

2003年に関連企業だった積水工機製作所の保有株式の大半を、日本における試作品関連最大手のアークに売却した。

三和グループ、みどり会の一員。

主な取扱商品

住宅カンパニー

積水化学工業が積水ハウスの筆頭株主であり同社向けの建材に強いパイプを持っているため、また、自社製品(セキスイハイム)を販売するなどで、住宅カンパニーは売り上げの半分を占める。しかし、同部門は2007年の建築基準法改正による官製不況、原油価格高による原材料費の高騰により、住宅及び関連建材の売上、利益ともに悪化している。そのため、利益率の高いリフォームや太陽光発電住宅などに力を入れる動きがある。

高機能プラスチックスカンパニー

各種ディスプレイや電機・通信機器、基板・半導体向け関連材料、合わせガラス用中間膜をはじめとする自動車向け関連材料や航空機向け部材、建築物やインフラ向け耐火・断熱・不燃材料などを手掛ける。導電性微粒子、液晶用シール材、自動車向け合わせガラス用中間膜、自動車内装用架橋発泡ポリオレフィンなど世界シェアが高い商品を複数保有しており、海外への展開も活発で、欧州や米国、インドに工場などを進出している。

環境・ライフラインカンパニー

塩化ビニル製パイプをはじめとする管材や合成まくらぎなどを手がける。海外には欧米向けに輸送インフラ向け資材・管路更生材料など、アジア向けには配管材料などをグローバルに展開している。

メディカル事業

血液凝固・生活関連病・感染症領域を中心とした臨床検査薬や真空採血管、各種分析装置などの開発と製造販売、医薬品原薬(API)中間体、医薬用アミノ酸の受託製造を行う医薬事業、製薬企業の研究開発支援を行う創薬支援事業などをグローバルに展開している。

その他

農業資材、梱包材などの産業資材、バケツやポリ袋、梱包材用テープといった日用品も小規模ながら販売している。ちなみに、「ポリバケツ」は子会社の積水テクノ成型の登録商標である。

かつては、携帯液晶テレビやAMステレオ放送対応の携帯ラジオ受信機を販売していた。

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