4078 堺化学工業 さかいかがくこうぎょう [ 化学 ]
【URL】http://www.sakai-chem.co.jp/
【決算】3月
【設立】1932.2
【上場】1950.3
【特色】1918年創立で亜鉛から発祥。酸化チタン大手で電子材料や風邪薬『改源』含む薬品等も展開
堺化学工業株式会社(さかいかがくこうぎょう、Sakai Chemical Industry Co.,Ltd.)は、大阪府堺市堺区戎島町に本社を置く酸化チタンなどの化学製品を製造・販売する総合化学企業である。
会社概要
1918年(大正7年)創業。酸化チタンを主として、無機材料製品、触媒製品、電子材料部品などの製造を行っている。無機材料製品では酸化チタン、バリウム、ストロンチウム、亜鉛などの分野に強みを持ち、同社の医薬品事業の形成にもつながっている。その他、触媒分野でも、光触媒や脱硝触媒、油脂加工触媒、オゾン分解触媒などの分野で実績を持つ。なお、医薬品事業は、2013年(平成25年)4月に感冒薬「改源」の販売元で知られる株式会社カイゲンへ事業譲渡し、同社はカイゲンファーマ株式会社に商号変更した。
かつてはバリウムの原料である重晶石(硫酸バリウム)の確保を目的として、北海道赤井川村に小樽松倉鉱山(小樽鉱業所)を保有していた。1935年(昭和10年)に同社に買収された後に開発され、1971年(昭和46年)に閉山している。
みどり会の会員企業であり三和グループに属している。