8091 ニチモウ にちもう [ 卸売業 ]
【URL】https://www.nichimo.co.jp/
【決算】3月
【設立】1919.8
【上場】1962.5
【特色】水産品と漁網・漁具などの海洋事業が2本柱、食品加工機械や資材も扱う。バイオ事業育成
ニチモウ株式会社(英: NICHIMO CO., LTD.)は、東京都品川区に本社を置く100年続く漁網メーカー。
1910年(明治43年)に発足した山口県下関市の高津(こうづ)商店漁業部を前身とする。1919年(大正8年)株式会社高津商会を設立。翌1920年(大正9年)日本漁網船具株式会社へ改称、日本一の漁網会社を目指し、単に漁業のみにとどまらず水産品、食品加工機械、資材などにおいても扱いを広げる。
1972年(昭和47年)ニチモウ株式会社へ社名変更を機に、「水産業に基盤を置く専門商社」として事業を展開。大正末期より漁船燃料の販売も行い、1949年(昭和24年)に石油元売業者の指定を受け、キグナス石油(2004年(平成16年)12月 – 三愛石油へ譲渡)に引き継がれている。
主な事業
- 食品事業 – すり身、カニ、助子、冷凍魚、魚卵等の原料、水産加工品(たらこ、明太子)などを扱う。
- 海洋事業 – 漁網、漁具資材、養殖用資材、船具、舶用品、陸上ネット(落石防止、遊具等)などを扱う。
- 機械事業 – 中華成形機、クレープ成型機、豆腐製造装置、練製品製造装置、製麺機、トンネルフリーザー、フードスライサー、熱交換機、自動包装機などを扱う。
- 資材事業 – 建装材、包装資材、農畜資材(土壌改良材「コフナ」)などを扱う。
- バイオティックス事業 – 子会社のニチモウバイオティックスを通じ、大豆イソフラボンなどの健康食品を扱う。
- 物流事業 – 子会社のニチモウロジスティクスを通じ、倉庫内および配送業務を扱う。