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協和キリン (4151)

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4151 協和キリン きょうわきりん [ 医薬品 ]
【URL】https://www.kyowakirin.co.jp/
【決算】12月
【設立】1949.7
【上場】1949.8
【特色】キリン傘下。医薬品、バイオが主力。独自の抗体高活性化技術に強み。富士フイルムと提携

協和キリン株式会社(きょうわキリン)は、医療用医薬品事業等を行う、製薬企業である。かつては、日本酒・焼酎・ワインの製造を手掛ける酒造メーカーでもあった。キリンホールディングスの子会社で、キリングループに属する。

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会社概要

1937年に寳酒造・合同酒精・大日本酒類醸造の共同出資によって設立された「協和化学研究所」を淵源とする。当時は軍事用としてアセトン・ブタノールやイソオクタンの必要性が高まっており、アルコール発酵の応用でアセトン・ブタノールやイソオクタンの微生物発酵による合成を研究することが主目的であった。

1944年には製造プラントの稼動に漕ぎ着けたが、眠り病などの異常発酵の解決に手間取り、実際に量産体制を整えたのは終戦後の1948年にまでずれ込んだ。その後戦時中の被害からの企業再整備に伴い、1949年に現在の会社を設立した。

加藤辨三郎が初代社長に就任し、発酵技術を基盤としてペニシリンやストレプトマイシンなどの医薬品製造や焼酎をはじめとした醸造業として再出発した。

1955年には合成清酒「利久」の醸造元だった利久発酵工業(理化学興業、理研酒工業)を、1960年には「ダイヤ焼酎」などの醸造元だった日本酒類(大日本酒類醸造の後身)をそれぞれ吸収合併して酒類事業を拡大させる一方で、飼料や食品添加物、化学品への製造・販売にも進出した。

2000年以降は事業再編を精力的に行った。2002年9月に酒類部門をアサヒビールと合弁・分社化した「アサヒ協和酒類製造」に移行し、なお且つ酒類製造子会社であったサントネージュワイン(山梨県)、ほか2社の所有株式全てをアサヒビールへ譲渡。

その後、2005年にアサヒビールとの合弁を解消し、現在はアサヒビールの子会社のニッカウヰスキーが協和醱酵工業が製造発売していた焼酎(大五郎、かのか、玄海)・ワインの製造を引き継いでいる(アサヒ協和酒類製造は2006年1月1日付けでニッカウヰスキーと合併した)。

フリーズドライスープの「本格派・たまごスープ」などで知られる食品・調味料事業は、2005年4月1日に「協和発酵フーズ」として分社。その後、キリンビールグループとの経営統合により、2009年4月1日にキリンフードテック(旧・武田キリン食品)と統合し、キリン協和フーズ(現・MCフードスペシャリティーズ)が発足した。

化学品部門は、化学品製造子会社である協和油化(1966年設立)と2004年に統合し、協和発酵ケミカル(現・KHネオケム)となった。

2007年10月、キリングループとの戦略的提携(キリン傘下入り)を発表した。まずキリンホールディングスが友好的TOBによって同社株式の28.49%を取得。そして2008年4月1日、協和醱酵工業がキリングループの医薬品事業会社であるキリンファーマを株式交換により完全子会社化した。

キリンホールディングスの株式保有比率は50.10%となり、同社の連結子会社となった。同社及びキリンファーマ両社は、2008年10月1日に当社を存続会社として合併し、協和発酵キリン株式会社となった。その後、創立70周年を迎えた2019年7月1日に協和キリン株式会社に商号変更した。

現在は、医療用医薬品が連結売上高の約75%(2012年)を占め、医薬品メーカーとなっている。また連結売上高の約23%(2012年)を占めるバイオケミカル事業では、各種のアミノ酸の発酵生産において味の素社と双璧である。うまみ調味料として用いられるグルタミン酸ナトリウムにおいては味の素社に先んじて世界で初めてその発酵技術を確立した実績がある。

旧・協和醱酵工業は第一勧銀グループだが、傘下入りしたキリングループは三菱グループに属するため、協和発酵キリンは第一勧銀(現・みずほ銀行)色と三菱色を併せ持つ企業であるといえる。2017年現在協和発酵キリンは第一勧銀グループの社長会である三金会に加盟している。

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