皆さんは、ジェフ・ベゾスさんをご存じでしょうか?
2021年時点で時価総額170兆円を超えている「Amazon(アマゾン)」の創業者です。
ジェフ・ベゾスさんは、Amazonの最初の商材として書籍を選びましたが、本人自身も熱心な読書家でした。
とくに1冊目に紹介している『日の名残り』は「座右の一冊」とも言える書籍で「ノンフィクションよりも書籍から得るものが多い」と語っています。
また、『私のウォルマート商法』には、スーパーマーケット・ウォルマートの創業者が大切にする「倹約と行動重視」という理念が描かれていますが、これらはAmazonの企業価値にも組み込まれているそうです。
このような形で、この記事では、ジェフベゾスさんがおすすめしている書籍をご紹介します。
「優秀な経営者として著名なベゾスさんを支えた知識や情報」に興味がある方を読者として想定しています。
プロフィール

ジェフリー・プレストン・ベゾス(Jeffrey Preston Bezos)さんは、アメリカ合衆国の実業家、投資家、フィランソロピスト。
1964年1月12日生まれ。
Amazon.com の共同創設者。
アマゾン・ドット・コムは米国のオンライン小売最大手・テクノロジー企業。日用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、家電、衣料品など広範な商品販売を世界各地で運営し、出品・受注・梱包・発送サービスを行い、会員制「アマゾンプライム」を展開。クラウド、デジタルストリーミング・サービスを提供、オンライン薬局も展開する。本社所在地はシアトル。
企業概要(ヤフーファイナンス)

出生名はジェフリー・プレストン・ジョーゲンセン(Jeffrey Preston Jorgensen)。
世界最大級の資産家の1人であり、フォーブスの長者番付によると2020年時点で2046億ドルの資産を有します。
世界で初めて資産が2000億ドルを超えた人物。
2013年に米有力新聞ワシントン・ポストを買収しオーナーとなりました。
2021年2月2日、アマゾンの最高経営責任者(CEO)を2021年7~9月期(第3四半期)に退任すると発表。
ジェフ・ベイゾスとも呼ばれています。
では、ベゾスさんおすすめの本12冊を順番に紹介していきます。
日の名残り
1冊目は「日の名残り」という書籍です。
品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。失われつつある伝統的な英国を描いて世界中で大きな感動を呼んだ英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。
内容(「BOOK」データベースより)
この作品は一人称視点によるバイアスを巧妙に利用した例としてしばしば取り上げられています。
下記に書籍のリンクを貼ってますので、学習したい方は是非クリックしてご購入下さい。
私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ
2冊目は「私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ」という書籍です。
お客さんは無限にいる。要はいかに他店より売るかだ。石油も自動車も抜いた売上高世界第1位の小売業ウォルマート。創業者が説く売る哲学、金銭感覚、出店のノウハウ、人事の秘策とは。
あらすじ抜粋
無敵腐敗の商いのコツとは?
創業以来わずか40年で売上高世界第1位に急成長した、小売業チェーンのウォルマート。
創業者サム・ウォルトン亡き後も、その経営哲学・ビジネス戦略は受け継がれて、ついに世界を席巻しました。
田舎町の商人から巨大企業へと導いたサムの起業理念、不屈のケチ精神、比類なきアイディア、お客や従業員への思い、家族への愛など、身近な人々のエピソードで綴った自伝。
ビジネス成功への鍵がここに記されています。
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会長からのメモ―機知とユーモアの経営
3冊目は「会長からのメモ―機知とユーモアの経営」という書籍です。
注意深くあれ、賢くあれ、そして生き残れ。ウォール街の収益力No.1企業をつくり上げた著者が語る、厳しくユーモラスなグローバル常識のマネジメントの真髄。
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人月の神話
4冊目は「人月の神話」という書籍です。
大規模開発プロジェクトにおけるソフトウェア工学の古典として読み継がれている名著。
遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加は、さらにプロジェクトを遅らせるだけだ。
著者:フレデリック・ブルックス
開発において「人員×月日」というスケジュール見積もりを適用する問題点を指摘します。
フレデリック・ブルックスが著したソフトウェア工学とソフトウェアプロジェクト管理の書籍です。
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ビジョナリー・カンパニー
5冊目は「ビジョナリー・カンパニー」という書籍です。
「時代を超え、際立った存在であり続ける企業(ビジョナリー・カンパニー)」の源泉を解き明かした米国のロングセラー作品。
徹底した調査とライバル企業との比較対象などから、これまでの経営神話(すばらしいアイデアの必要性、カリスマ的指導者の存在、……)を次々と看破。
時の試練に耐え、変わることのない「基本理念」こそ、ビジョナリー・カンパニーに最も必要なものであると説いている作品です。
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ビジョナリー・カンパニー 2
6冊目は「ビジョナリー・カンパニー2」という書籍です。
ベストセラー『ビジョナリーカンパニー』の著者が7年ぶりに書き下ろした、飛躍企業11社の秘密を紹介。
全米1435社の中から、傑出した業績を長期間持続させることに成功した『ジレット、フィリップ・モリス、キンバリー・クラーク、ウェルズ・ファーゴ』等の飛躍を遂げた企業11社を選び、それぞれの業種で競合関係にある企業と詳細に比較・分析。
その結果、飛躍したこれらの企業には共通した特徴がありました。
ごく普通の会社が、世界有数の経営者に率いられた超一流企業よりも、めざましい業績を叩き出した理由とは?変身の秘密を紹介。
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Creation: Life and How to Make It(英語版)
7冊目は「Creation: Life and How to Make It」という書籍です。こちらは英語版となっており、英語が読める方が対象となっています。
著者のスティーブ・グランドは、ほとんど一人で25万行のコンピュータコードを書き、脳、遺伝子、ホルモンシステムを備えた生き物を、普通のデスクトップコンピュータ上でリアルタイムに生き、呼吸し、繁殖する生き物を作ることができる画期的なコンピュータゲーム「Creatures®」を制作しました。
大成功を収めたこのゲームは、必然的に疑問を投げかけます。
人工生命とは何か?熱心なファンや好奇心旺盛な人々に、独自の哲学者・エンジニア・知的冒険家の視点から世界を見てもらうために、スティーブ・グランドはその答えを提案しています。
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イノベーションのジレンマ
8冊目は「イノベーションのジレンマ」という書籍です。
「偉大な企業はすべてを正しく行うが故に失敗する」
業界トップ企業が、顧客の意見に耳を傾け、新技術に投資しても、なお技術や市場構造の破壊的変化に直面した際、市場のリーダーシップを失ってしまう現象に対し、初めて明確な解を与えたのが本書です。
著者、クリステンセン教授が掲げた「破壊的イノベーションの法則」は、その俄に信じがたい内容にも関わらず、動かしがたいほどに明晰な事例分析により、米国ビジネスマンの間に一大ムーブメントを引き起こしました。
この改訂版では、時代の変化に基づく情報更新と破壊的イノベーションに対応するための組織作りについて、新章が追加されています。
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ザ・ゴール
9冊目は「ザ・ゴール」という書籍です。
採算悪化を理由に、突然、本社から工場閉鎖を告げられた主人公のアレックス。
残された時間は、わずかに3か月。起死回生の策はあるのでしょうか?
はたして、企業のゴール(目的)とは何なのでしょうか。
ハラハラ、ドキドキ読み進むうちに、劇的にパフォーマンスを改善させるTOC(制約理論)の原理が頭に入ります。
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リーン・シンキング
10冊目は「リーン・シンキング」という書籍です。
トヨタを中心としたリーン生産システムを解説した世界的なベストセラー・名著。
ムダをとり、効率を高めた生産システムを確立するための、人、チーム、プロセス改善の具体的な取り組みを、日本、米国、ドイツなどの大メーカーから中小メーカーの事例をベースに詳述しています。
日本では、トヨタとトヨタOBの指導を受けた昭和鉄工を取り上げています。
改訂増補版では、1990年代後半に発行された第1版以降の世界的な動き、第1版で取り上げた企業のその後の取り組みについてもカバーしています。
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データ・ドリブン・マーケティング 最低限知っておくべき15の指標
11冊目は「データ・ドリブン・マーケティング 最低限知っておくべき15の指標」という書籍です。
アメリカ・マーケティング協会最優秀マーケティング・ブック
ジェフ・ベゾスさんが愛読し、世界最強のマーケティング企業であるアマゾン社員の教科書ともいえる作品です。
顧客満足度からマーケティング投資効果まで、マーケティングの意思決定のために、あらゆるデータを測定し、最大限に活かした作品です。
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ブラック・スワン
12冊目は「ブラック・スワン」という書籍です。
人間には不確実性を扱えない根本的欠陥があることを解明。
人間の思考プロセスに潜む根本的な欠陥を、不確実性やリスクとの関係から明らかにして、経済・金融関係者の話題をさらいました。
さらに「サブプライムローン危機」が発生すると「誰一人予想もしなかったインパクトのある事象」が起こる原因を原理的に明らかにした書として爆発的に読まれ、全米で150万部超の大ヒットを記録しています。
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以上。最後までお読みいただき、ありがとうございました。