皆さんは、株式投資家、広瀬隆雄さん(じっちゃま)をご存じでしょうか?
米国株を中心に、世界の経済・政治・投資に関する優良情報を発信しているおじいさま投資家です。
そこで、この記事では、広瀬隆雄さん(じっちゃま)がオススメする投資本をご紹介します。
「株式投資を始めてみたい」「投資を始めてみたものの勝てない」「投資を感覚的にではなく、ロジカルに学びたい」など、株式投資に興味のある方を読者として想定しています。
登場人物(プロフィール)紹介

広瀬 隆雄(ひろせ たかお)さん
コンテクスチュアル・インベストメンツLLC マネージング・ディレクター
米国株のテーマ、銘柄分析の第一人者。
米国をはじめとする世界の政治・経済に精通し、グローバル投資、新興国市場にも明るい人材です。
1959年、広島県生まれ。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て現職。
それでは、じっちゃまオススメ投資本を5冊ご紹介していきます。
Market Hack流
まず一冊目は「Market Hack流」という書籍です。
広瀬隆雄(ひろせたかお)さんご本人の著書です。

あの、僕、一応本も書いてるんですよ。
投資手法を徹底的にロジカルに解説した書籍です。
成功する投資を行うため投資家が守るべき「鉄の掟」、投資をスタートする際に、心にとめておくべきこと、デイトレーダーになりたい人はどうやって始めればよいか、長期投資のコツなどが丁寧に書かれています。
書籍の中では「Market Hack流投資術10カ条」が書かれていて

この10カ条さえ守れば、投資で大失敗はしません。
と、断言されています。
- 営業キャッシュフローのよい会社を買え
- 保有銘柄の四半期決算のチェックを怠るな
- 業績・株価の動きが荒々しい銘柄と、おとなしい銘柄を上手く使い分けろ
- 分散投資を心がけろ
- 投資スタイルをきちんと使い分けろ
- 長期投資と短期投資のルールを守れ
- マクロ経済がわかれば、投資家としての洗練度が格段に上がる
- 市場のセンチメントを軽視する奴は、儲けの効率が悪い
- 安全の糊代(のりしろ)をもて
- 謙虚であれ(投資の勉強に終わりはない)

僕はカリスマ投資家でもないし、百戦百勝でもないし、ゼッタイ勝てるヒミツの手法も無ければ、華々しい実績も無いよ。
そのことは、この本の冒頭で、ハッキリ断ってます。
下記に書籍のリンクを貼ってますので、学習したい方は是非クリックしてご購入下さい。
ウォール街のランダム・ウォーカー
続きまして、2冊目は「ウォール街のランダム・ウォーカー(株式投資の不滅の真理)」という書籍です。
1973年の初版以来、全米累計150万部を超え「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー書籍。
本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものですが、類書と異なる点は、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、データを示してしっかり論じているところです。
過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快です。
硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすくなっています。
間抜けなテクニカル分析手法やチューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読めます。

投資哲学的な本おすすめは、ランダムウォークの本くらい。
下記に書籍のリンクを貼ってますので、学習したい方は是非クリックしてご購入下さい。
オニールの相場師養成講座
そして3冊目は「オニールの相場師養成講座」です。100万部を超えるベストセラー作品。
この本は「法則」の話です。それも、損失は最小限に抑えて、利益は最大限に伸ばしてトータルでの利益を最大化するという「損小利大の法則」!
株式市場でお金をたくさん儲けて、そしてお金をしっかり守るためのきわめて常識的な戦略を解説しています。
具体的には、この本では以下のような方法が説明されています。
- 最高の銘柄だけを最適なタイミングでだけ購入する
- 上下への大きな値動きを教えてくれるチャートパターンを見きわめる
- 売り時を心得る
- リターンを最大化するようにポートフォリオを管理する
株式投資で大儲けできない方や、なぜか損失ばかり出してしまう方が読むと、参考になる考え方だと思います。自分自身がなぜ負けるのかが理解できるのではないでしょうか。

トレードを学んだ時に一番役に立った本は『オニールの相場師養成講座』です。
これだけは読んでおいた方がいいオススメ本。
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マーケットのテクニカル分析
4冊目は「マーケットのテクニカル分析」です。
この本では、テクニカル分析が事細かに解説されている内容となっています。
ちなみに、テクニカル分析とは、将来の取引価格の変化を、過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法です。
簡単に言うと投資を「歴史(過去)から学ぶ」ということです。
しかも、目で見てよくわかるように、チャート(図)を400以上掲載して、下記のような内容を解説しています。
- テクニカル分析とチャート作成の基礎
- トレンドとチャート分析の基礎として知っておかなければならないこと
- 価格パターン――主要な反転パターンや継続パターン
- 各種分析手法――移動平均、オシレーター、コントラリーオピニオン、その他の知っておくべき指標
- サイクル、マネーマネジメント、トレード戦略
テクニカル分析の「バイブル」とみなされています。

テクニカル分析の古典はこの本ですね。
下記に書籍のリンクを貼ってますので、学習したい方は是非クリックしてご購入下さい。
ピーター・リンチの株で勝つ
そして最後に、5冊目は「ピーター・リンチの株で勝つ」という書籍です。
普通の人のほうがプロの投資家より有利と説く著者が、有望株の見つけ方から売買のタイミングまで、株で成功する秘訣を伝授。
伝説のファンドマネジャーが語る株式投資の極意。

ピーター・リンチの本、良い本です。
下記に書籍のリンクを貼ってますので、学習したい方は是非クリックしてご購入下さい。
じっちゃま関連情報
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以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。