4064 日本カーバイド工業 にっぽんかーばいどこうぎょう [ 化学 ]
【URL】https://www.carbide.co.jp/
【決算】3月
【設立】1935.10
【上場】1949.5
【特色】各種の機能樹脂やセラミック基板等展開。ステッカー、再帰反射シートも。子会社でアルミ建材
日本カーバイド工業株式会社(にっぽんカーバイドこうぎょう)は、東京都港区に本社を置く日本の化学メーカーである。
会社概要
カーバイドとは、炭素と金属元素の化合物のこと。石灰岩から得られる生石灰と、コークス(炭素)を高温で熱して生成する。良質な石灰岩を安定的に調達でき、また生成に必要なエネルギーを豊富な水資源による水力発電から得られる富山県魚津市で、1935年に創業。当時、カーバイドを原料とするアセチレン誘導工業は、化学工業の最先端だった。
その後、化学工業の発展とともに事業内容を拡げ、現在ではコア技術であるセラミックス焼成技術、樹脂重合技術、フィルム・シート技術を軸に、機能化学品、機能樹脂、電子素材、フィルム、ステッカー、再帰反射シートなどの製造・販売を行っている。
東京都に本社、大阪市に支店、富山県魚津市と滑川市に工場、京都府に製造所、富山県滑川市に研究開発センターを置く。
魚津工場には、2000年代まで石炭炉が存在しており、同工場のシンボル的施設で、周辺からはどこからでもよく見えたという。