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投資 攻略

ビジネスサイクルと景気指標を知る事は投資を有利に進める上で有益

景気動向指数(景気指標)は、生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、 景気の現状把握及び将来予測に資するために作成された指標です。

「ビジネスサイクルと景気指標の有益性」を、米国株投資家・広瀬隆雄さん(じっちゃま)が解説してくれていたので、ご紹介します。

広瀬隆雄さん(じっちゃま)は、米国株のテーマ、銘柄分析の第一人者。米国をはじめとする世界の政治・経済に精通し、グローバル投資、新興国市場にも明るい方です。

じっちゃまとは?

じっちゃま
じっちゃま

景気指標には

  • リーディングインディケーター(先行指標)
  • コインシデントインディケーター(同時指標)
  • ラギングインディケーター(遅行指標)

があります。

リーディングインディケーター(先行指標)

  • 株価
  • 住宅価格
  • 小売売上
  • 長短金利差
  • 住宅建設許可
  • 消費者期待
  • 労働時間
  • 新規受注

コインシデントインディケーター(同時指標)

  • 鉱工業生産
  • 実質個人所得
  • 製造業売上高

ラギングインディケーター(遅行指標)

  • 平均失業期間
  • 在庫対売上高比率
  • 単位労働コスト
  • インフレ
  • プライムレート(優良企業に適用する最優遇貸出金利)
  • 消費者ローン対可処分所得比率
  • 商業・工業融資残高

解説

じっちゃま
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リーディングインディケーターは実際に景気が暗転するずっと前にそれを暗示する性質があります。将来の景気後退(リセッション)を告げる能力があるデータポイントであることから一見、とても利用価値があるように思えるのですが、実際には使い方に注意する必要があります。

じっちゃま
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たとえば長短金利差は普通「10年債利回り-2年債利回り」という計算式で算出され、これがマイナス圏に入るとリセッションが来るシグナルを発したことになります。問題はそのシグナルが出たこと=すぐにリセッションというわけではなく、シグナルが出た後も12か月~24か月くらい好景気が続くことが珍しくない点です。

じっちゃま
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すると「シグナルが出た!」と慌ててトレードすると不条理劇「ゴドーを待ちながら」のように(まだ来ない…まだ来ない!)と永遠に待たされることになるリスクがある点です。

じっちゃま
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もうひとつ注意すべきはリーディングインディケーターの中に株価が含まれている点です。実際、S&P500指数のような株価指数はどの先行指標よりも早くリセッションのリスクを告げる能力があることで知られています。

じっちゃま
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株価が先陣を切って警鐘を鳴らすということは…他の先行指標をにらみながら株式をトレードしていても上手く立ち回ることは出来ないということに他なりません。なぜなら一番先に動くのが株価なのですから。そして「事後的」に(ああ、あのとき株価が急落したのは…景気後退の前兆だったのか!)という風に後で思い知らされるのが常です。

じっちゃま
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だから(まず景気に変調の兆しが見られて、そのタイミングで株を売れば上手く逃げおおせることが出来る)と信じ込んでいる投資家は未熟です。

じっちゃま
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それでは株価以外の景気指標をモニターすることは全く無益なのか?と言えば、それはそうではありません。なぜならビジネスサイクルはサインカーブのように波を打っているのでそれぞれの景気指標のビヘイビアを観察することで「われわれはいまビジネスサイクルのどのへんにいるのか?」をおおよそ把握することが出来るからです。

じっちゃま
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言い直せば株価が急落した後、一連の景気指標は「用なし」になるのではなく、次の暴落に備えて、そこから観察のサイクルが始まると考えるべきなのです。いま自分がビジネスサイクルの何処に立っているのか?を知る事は投資を有利に進める上でとても有益です。だから使い方を間違えないようにしないといけません。

以上、じっちゃまが語った「ビジネスサイクルと景気指標の有益性」でした。

また、じっちゃまは「投資家が読むべきおすすめ書籍」も紹介してましたので、そちらの内容に興味がある方は下記をご参照下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
岩下隼人

福岡県出身。2022年に『ロイヤル合同会社』を設立し、新しいことに挑戦している人や、頑張っている会社を応援中。ときどき取材記者(ライター)。

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